2018年6月18日月曜日

【インタビュー】フィリッポ・ガッリ

[Corriere della Sera]

『ミランを去る決断は前向きな選択だ。ミランはフロント入りのオファーを出してくれたけど、自分の仕事仲間を切り捨てなければならなかった。新しいマネージャー(ベレッタ)がやってくるだろう。ミランは理にかなった決定をしたよ。私は自分の仕事をリスペクトしているのでこのオファーを受けることは出来なかった。ミランを離れるのは辛いかって?誘惑されたオファーだったから余計に辛いね。私はミランに素晴らしい遺産と未来を残した。』

(若者と仕事をするには)
『それは統合された方法だ。才能は遺伝だとは思うがそれを段階的に成長させなければいけない。しかし技術、戦術、運動能力、メンタル、感情の面を分けることは出来ない。全て一緒に成長させる必要があるんだ。それは試合をすることで生まれる。コーチやスタッフ、心理学トレーナーら一緒に観察しコメントを出し合う。』

(育成は常にボールを扱う)
『自転車の練習をするとき最初にペダルを踏むことを教えるのではなく、ブレーキのかけ方、ハンドルの持ち方を教えるだろう。ゆっくり教えるんだ。我々は常にボールでトレーニングする。この方法をプッシュしたのはアッレグリだ。トレーニングではスペースの埋め方、プレーの読み取り、数的関係の理解を学ぶ。ただ単に試合をするのでは役に立たたない。フットボールは状況に左右されるからね。』

『インテル?ミランとは全く別のモデルだが、彼らは育成に多くを投資してきた。そして今素晴らしい結果が生まれている。ミランはトップチームに多くを費やした。我々は試合の基礎を子ども達に教えてきた。これはどの場面においても活かせる物だと確信している。 』

『最大の後悔?私はオーバメヤンをトレーニングしていたが、ミランはトップチームで育てようとしなかった。クリスタンテ?もっと期待しても良かったと思うがミランはベンフィカに€600万で売却を決めた。ドンナルンマ?あまり注目されていなかったから彼にはオファーを出すだけだったね。2012年で彼を指導していたスクールの人は彼を獲得するべきだと言っていたね。』

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