2018年8月9日木曜日

【インタビュー】クリスティアン・アッビアーティ


[Gazzetta dello Sport]

(ミランでの役割)
『監督、スポーツディレクター、チームマネージャー、選手達はみんなで協力していかなければならない。しかし私の役割は奇妙だった。例えば選手が良からぬことをしていて私がそれを監督に言えばただのスパイ活動だ。一言で言えば「政治的」な役割を任せれてしまった。家に帰るとこの損な役割に対して怒っていたよ。この役職を辞退したのは私の決断だ。ミラベッリは契約更新をオファーしてくれたが拒否した。ジャケットとシャツで働くのも違和感があったね。』

(中国経営について)
『私のミスは前体制と比較したことだった。中国経営陣は多くの混乱があり、完璧にみせかけたグレーな組織だ。その体制が終わったことになんら不思議はないし、物事が良い方向に進める為には終わった方が良かったと思う。』

(ガットゥーゾについて)
『私の支えはガットゥーゾだった。ガットゥーゾとの目標はミラネッロに正しいルールを設定し以前のような環境に戻すことだった。リーノは驚異的だった。監督として私を驚かせ、選手達をやる気にしモチベーションを持たせる術に長けていた。これは簡単なことではないよ。そしてエリオットには彼を手放さないようにアドバイスする。モンテッラ?彼の時は半分災害だった。誰も彼を信用していなかったからね。』

(ミラベッリについて)
『彼はドンナルンマの契約延長をはじめ、クラブを守る為に問題を上手く処理していた。ライオラに抵抗する勇気を持つ数少ない人物だった。そしてガットゥーゾを起用するという判断も素晴らしかった。』

(ドンナルンマとレイナについて)
『彼らの共存は可能だと思う。なにせ多くの試合があるからね。それのレイナとの競争はドンナルンマにとって良い刺激になるだろう。彼のベストはまだミランに残留することだ。 GKコーチも変わったのでまた別の視点で彼を見たいと思っている。』

(レオナルドとマルディーニ)
『私が持っているサインユニは2つのみ。レオナルドとマルディーニだ。これが何を意味しているか。私は彼らを信じている。彼らは偉大なプロフェッショナルで仕事も出来る。ミランの復権にとても相応しい人物だ。ミラニスタとしてミランで働くマルディーニを見たいと思っていた。レオがやって来た時「パオロも来る」と思ったよ。』

(メルカートについて)
『イグアインはミランに不在のストライカーだ。ユヴェントスがこのような交渉に応じたのは驚いた。ミランが得をしたように思える。ボヌッチ?エリオットは彼をそこまで保持したくなかったのだろう。ボヌッチはロマニョーリの成長を手助けしてくれた。』

(もう一度ミランに)
『彼らがオファーを出してくれたら、私は喜んで耳を傾けるよ。』

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